家事代行 掃除内容 水回りについて

　家事代行の依頼で多いのが、水回りの掃除です。風呂、洗面所、台所、トイレ。

やはり水回りが汚れやすいこと、何かと小物を置いてあるので掃除しにくいため、いざ掃除、を始めるにはちょっと決心が必要で、それでついつい先延ばしになる場所です。

　水回りは水垢、水のシミ（鏡につくウロコ汚れ）が付きやすいので、使ったらその都度簡単に雑巾とかタオルでひと拭きするのがベストなのですが。

水がはねたままにしておくと、乾いて白いシミになります。水道水に含まれるカルキやらの溶け込んだ成分が残るから。ドロはねなんかは慌てて拭き取りますがただの水だとそのままにしてしまいますよね。

一度や二度ではあまり目立たないのですが、ある日、あれっ？何だか白っぽい？と、気が付きます。

その時すぐ拭けばいいのですが、やっぱり面倒でそのままにしておく。

そのうちもっと目立って、もうちょっとこすったぐらいでは落ちなくなってくる。

　典型的なのは浴室の鏡。

いわゆるウロコ汚れと言うやつで、白く鏡全体をおおってしまい、そうなると浴室用洗剤を吹きかけてもよほどこすらないと落ちません。

この汚れは早目のお手入れが一番です。

　もし目立ってきたら、普通の洗剤では駄目なので、研磨剤（クレンザー）とか、それ専用の掻き取る感じのスポンジが必要です。

ウロコ汚れ専用のスポンジも100均でも手に入りますが、すんなりは落ちません。

時間をかけてこすって落とすしかありません。

気をつけることは、下手をすると鏡に傷をつけてしまうので、端から試しつつ擦ってゆくことです。

風呂場の鏡もですが、台所のシンク周りにも、気をつけていないとこの白い汚れが付きます。

やはり水道水に含まれる成分が残るからで、温泉の湯の花のように白いカスのようなものが蓄積されてゆきます。

これも早目のお手入れが一番です。

固まってしまってからでは落とすのに苦労しますし、削ぎ落とすしかないのですが、ステンレスのシンクを傷つける恐れのほうがまさります。

なのでこの白い水垢（通称うろこシミ）は家事代行の仕事の範疇を越える場合は手をつけません。専門の清掃（業者）の仕事と説明し、無理矢理そぎ落とすような掃除の仕方はしません。本体を傷つける方が大変ですから。

業者もまず訪問して見積も利、お客様の了解を得てから作業するとのことです。

そぎ落とすような作業だけでなく、専門の薬剤を使用したりするそうですので、本体を傷つけたり、変色させたりの危険が伴うからです。

悔しいのはこのうろこシミ、水をかけてこすっていると見えなくなるのですが、乾くとしっかり現れてくること。まるで全く掃除していなかったのように浮き出てくるので、さっきの苦労は何だったんだ！とがっかりします。

おそらくお客様より掃除した本人の方ががっかりしていると思います・・・。